気づけば、前回の記事の更新から1ヶ月以上経っていました。4月、5月とほとんどの時間を家で過ごしていましたが、時間がすぎるのはあっという間で気づけばもう6月。2020年も残り半分。どうしよう、2020年の思い出、ほとんどが’お家時間’になってしまいそう。。。!
これは今住んでる家のエントランス。
最近のベルリンは、レストランやカフェなども営業再開し始め、少しづつ日常に戻りつつある印象です。公園に行ったり、たまに友達と外食したり、当たり前だった日々がゆっくりと戻ってきています。電車などに乗る時やスーパーなどのお店に入店するときはマスクの着用が義務付けられているドイツ。まさか、ヨーロッパでマスクを付ける日がくるなんて思ってもいなかったし、ヨーロッパ人たちがマスクを付けているのも異様な光景です。。。
3月末のロックダウンが始まったころ、フラットシェアのストレス+隣の家のカップルの騒音が限界で、2日で引っ越しを決め、今の家に引っ越しました。その後、4、5月とほとんどの時間家にいることになったから、一人暮らしの家に引っ越して大正解だったなと思います。
ここ数年で、物価の安いベルリンに若者が移り住むするようになり、人気で’クール’な都市になったベルリン。その結果、住宅事情は厳しくなり、家賃も高騰しているそう。人気のミッテ地区の部屋のビューイングに、応募者が何百人も来たとニュースになったこともあるほどです。
ベルリン移住の一番の難関は、家探し、とも言われています。これは日本人だけでなく、ベルリンで家を探している人全員にとっての問題だそうです。
そんなベルリンで、ラッキーなことに高級住宅街と言われるエリアで、しかも一人暮らしの物件を見つけた方法、そしてそのお家事情をシェアしていきます!
contents
使ったサイト WG-Gesucht
私はこのサイトのみで探しました。
他にも部屋探しできるサイトはいくつかあるようですが、詳しくは後述しますが、とにかく連絡しまくる、というのがベルリンでの部屋探しのコツです。
いろんなサイトに登録し、いろんな物件に連絡してしまうと、訳が分からなくなってしまいます。なので、私はこのサイトに絞って探しました。
探し方は2通り
-条件を入力し検索をかけ、気になる物件を見つけてオーナーに連絡
部屋の数より、部屋を探している人の方が多いと言われているぐらいなので、人気の地区の物件や、家賃の安い広告には何百件という応募が来るそうです。
なので、気になる広告にメッセージを送っても、返事が来ないことは当たり前。10通送って、3件返ってきたら良い方です。
私も最初の家探しの時には、とにかく条件に合う部屋、気になる部屋には片っ端からメッセージを送りました。
-自分の広告を作って、入居者を探している人からの連絡を待つ
今の家は、この方法で見つけました。
シェアに限界を感じ始め、自分の広告を作って載せてみました。すると、今のオーナーから連絡をもらい、引っ越すことができました。
今の部屋以外にも連絡がきていたので(未だにくるので)、意外にこの方法の方が、自分が選ぶ側になれるので、自分にあった部屋を見つけやすいかもしれません。
良い部屋を探すコツ
-自分の広告を頻繁にアップデートすること!
部屋を探している人や山ほどいるので、あっという間に自分の物は2、3ページ目へと下がってしまいます。3ページ目以降は、プロフィールをみられる確率も低くなります。なので、1日最低は2回(午前中と、寝る前)は更新するようにしていました。
Updateボタンを押すだけなので簡単です!
頻繁にトップページに自分の広告を表示させることで、オーナーの目に留まりやすくなり、連絡をもらえるチャンスが増えます!
-プロフィール写真をこだわる
正直な所自分の写真はできるだけ載せたくありませんが。。。写真がないと連絡はほぼ来ないと思います。
そして、載せる写真は顔が見える物、フレンドリーに写っている物、がオススメです。
シェアフラットを探していた時、実際にビューイングに行ってオーナーと話していた時、
あなたの写真が素敵だったから、連絡したのよ!
と言われたことがあります。なので、載せる写真もしっかり選ぶことで連絡をもらえるきっかけが増えるはずです!
-ベルリンでのエリア選びは?
完全に好みによります!
’ザ・ヨーロッパ’な綺麗なエリアに住みたい人 → Charlottenburg , Schoeneberg, Steglitz
賑やかな街に住みたい人 → Mitte, Prenzlauer Berg, Friedrichshain
ディープなベルリンを楽しみたい人 →Kreuzberg, Neukölln
旧西ベルリンと東ベルリンの簡単な見分け方は、現在トラムが走っているか、そうでないか!
確かに前に住んでいたところはトラムが走っていたけど、今住んでいるエリアは、トラムがない。これは路線図でも簡単に確認できます。
今の我が家
-エリアは?
今住んでいるエリアは、Charlottenburg という、元西ベルリンに位置する地区です。
Charlottenburgは、高級エリアと言われていて、特に私が住む家の周りは大使館も多く、お城のようなお家も所々にあり、治安もとても良い所です。
ベルリンにありがちな、グラフィティーもほとんど無く、街中を歩いていてもウィードの匂いもせず、緑も多くとっても気に入っています。
前に住んでいたエリアは元東ベルリンで、今は家族連れや若者に人気のエリアと言われています。住んでいた時は良いエリアだと思っていましたが、たまに行くとグラフィティだらけで街が汚いと感じてしまいます。。。
もちろん、中にはきっと意味のあるグラフィティもあると思います。でもただの落書きのような物が多すぎて、本当に意味のある物との見分けが付かないのが残念。
私のお家を大公開
初めてビューイングに来た時、え、ここお城!?という感想でした。
なぜなら、この階段、シンデレラが降りてきそうな感じです!さらに各家の玄関が赤いのもカワイイ!
家に入ると、長ーい廊下。ウォーキングの練習ができそうなほどです。
部屋は超快適なぐらい広いです。ヨガも余裕でできます。こんな広い部屋にロンドンではなかなか住めないよー。。。!天井の装飾も素敵です。写真の左側にクローゼットがあります。手前にあるのは渋めの柄の大きなソファーベッド。買い換えたい。。。
さらに、大きな窓もお気に入りポイント!鳥の声が聞こえて癒されます。
お風呂は念願のバスタブ付き!毎日湯船に浸かってます。贅沢〜!
キッチンはタイルがお気に入り!
さらに、このキッチンのドアから、庭に出れるのも最高です!天気の良い日には、庭にテーブルを出して作業をしたり、コーヒーを飲みながら日向ぼっこをしたり。洗濯物や枕やシーツも外に干せるのがとても嬉しい!!ヨーロッパは室内干しが基本だけど、やっぱり太陽の光に当てたくなります。野菜か果物も育て始めたいな〜と思ってます。(プランターで)
人生で初めて一階に住んでみましたが、約2ヶ月住んで怖い思いをしたことがないし、近所の人たちもとても静かで、上の階の人もたまに足音やくしゃみが聞こえるぐらいで、超ー快適です!!!前の家では隣人の騒音がしんどかった。。。
家賃も、このエリアにしては安いし、一人暮らしでバスタブ付きの家に住めてラッキーです。とりあえず、ビザが一旦切れる9月末まではここに住む!予定です。
今後、コロナが落ち着いてきたら、ベルリンに来られる方も多いはずです。
その時の参考に 🙂