無料で参加できる!ベルリン・ウォーキングツアーに参加してきた!

観光地には、フリーで参加できるウォーキングツアーがある!という情報を知り、早速ベルリンでウォーキングツアーに参加してきました!

今回参加したのは、こちらのツアー!

事前に予約をして、当日集合場所に行くだけ参加可能!しかも、観光名所の解説付き!(英語での)

このような感じで、約3時間でベルリンの主要な観光名所を回ります。

今回ガイドを担当してくれたのは、この方!

時々ジョークを入れながら、わかりやすくガイドしてくれました!

今回はこのウォーキングツアーで印象に残ったところをシェアしていきます!

ベルリンの壁

ベルリンといえば、まず最初に思いつくのが”ベルリンの壁”

この壁を挟んで、一つの都市が分断されていたベルリン。

ベルリンの壁が建てられたのは、冷戦中の1961年8月13日。東ベルリンから西ベルリンへの人口流出を防ぐために東ドイツによって建設されたそう。

驚いたのが、住民たちは、この壁が建設されることを知らされておらず、朝起きてみると急に壁ができていたそうです。by ガイドさん

ベルリンの壁が崩壊するのは1989年11月10日。28年間もベルリンは東側と西側に分断されていました。ベルリンの街を歩いていると、壁が建てられていたところにその面影がまだ残っており、この壁によって分断されていた歴史を感じることができました。

チェックポイントチャーリー

次に、印象に残ったのが、このチェックポイント・チャーリー。

ここは、実際に検問所として使われていた所なんです。西ドイツや西ベルリン市民が東ベルリンへの出入り口として、また外国人の東西ベルリンの行き来の場所として使用されていました。

この兵士の写真があるところから向こう側が西ベルリン、手前側が東ベルリン。ここで、ガイドさんから、この周りの景色を見て、何か違いを感じる?と質問が。

向こう側(西ベルリン)には、マックやKFCなどがあり、都会的な楽しい街な感じ、だけど手前側(東ベルリン)には、当時の名残か、そういったものは無くて、コンクリートの建物が多く殺風景な雰囲気。統治されていた国、(西側はアメリカ、イギリス、フランス、東側はソビエト)によって、今でもこんなにも雰囲気が変わってくるのか、と実際に体感することができました。

ちなみに、ここがなぜチェックポイント・チャーリーという名前なのかというと、この写真の兵士のモデルとなった人の名前が”チャーリー”だったから!だそう!by ガイドさん

ブランデンブルグ門

このウォーキングツアー最後にきたのが、ここ、ブランデンブルグ門。ベルリン観光では欠かせない名所です。

ベルリンはかつて城郭都市でした。ベルリンを囲っていた要塞が廃止になり、代わりにできたのが税関壁。ベルリンから各都市に向かう道と税関壁が交差するところに税関の門が設けられブランデンブルク門もその一つで、ブランデンブルク門を含む14カ所に税関門がつくられたそう。

ブランデンブルク門の上に見えるのが、馬車に乗った勝利の女神”ヴィクトリア像”

実はこのヴィクトリア像は一度奪われてしまった歴史があるそうなんです!奪ったのはフランスのナポレオン・ボナパルト。プロイセンがナポレオン軍に敗れ、ベルリンを支配されると、ナポレオンはその戦利品としてヴィクトリア像をフランスに持ち帰ってしまったそう。でもそのまま黙っていないプロイセン。その後のナポレオン戦争で勝ったプロイセンはヴィクトリア像を奪い返し、ブランデンブルク門の上に再度置かれることになりました。この出来事をきっかけに、戦勝と凱旋の象徴になったそうです。by ガイドさん

1800年代の後半には税関壁がなくなり、多くの門がなくなる中、ブランデンブルク門は残されました。

さらに、東西再統一の象徴としても有名で、ドイツのユーロ硬貨の裏面にブランデンブルク門が使われるぐらい、ベルリンの歴史を象徴する、ブランデンブルグ門。ベルリンを訪れたら必ず立ち寄りたい名所です。

その他にも、ミュージアムアイランド、ドイツ連邦議会議事堂、ベルリン大聖堂、ホロコースト記念碑、ヒトラーが最期を迎えた場所、などなど。

ベルリンの様々な歴史を知れるツアーでした。このツアーは無料ですが、最後にチップを渡せます!とても丁寧にガイドをしてくれるので、気持ちでチップを渡しました!

約3時間で、効率的にベルリンの観光名所を回れるウォーキングツアー、かなりオススメです!ウォーキングツア以外にも、サイクリングツアーやアートツアーなど、色々あるみたいなので、興味に合わせて参加してみては!:)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする