今聴くべき!オススメUKアーティスト| イギリス

前回の更新から、夏が終わり、秋も終わりに近づいているベルリン。

寒さもだけど、グレーなグレーな日々が続いて憂鬱な気持ちになるのがもっと恐怖なベルリンの冬。

そんなベルリンで、私はなんと4回目(!)の引っ越しを先日終えました。この家も2ヶ月の短期の滞在になるんだけど、なんと、音楽の機材が置いてある!

DJはできないけど、この大きなスピーカで、良い音で、音楽を聴けるのはとても幸せです。。。今まで聞こえてなかった音が聞こえるし、低音が良く聞こえる。。。

そこで今回は、私の好きなアーティストを紹介していきます!

なぜか、良く聞くアーティストは全員UK出身のミュージシャンでした(笑)

Mura Masa (ムラマサ)

まず、1番おすすめのUKアーティストは、Mura Masa(ムラマサ)!本名 Alex Crossan

私がいっっっちばん好きで、何回もライブに行ってるアーティスト。

Mura Masaの代表曲はやっぱり、ASAP Rocky とコラボした”Love Sick” 。聞いたことがある方も多いはず!

Mura Masa(ムラマサ)というアーティスト名は、日本刀の「村正」からとったそう。そのことからもわかるように、日本好きのAlex。音楽の中に、日本の楽器(尺八)の音が良く使われていたり、ファーストアルバム「Soundtrack To A Death」には”Shibuya” という曲があったり、このアムバムのジャケットに「むらまさ」と平仮名が使われていたり、日本好きなのが良くわかります。

日本でもよくライブをしていて、チケットは毎回すぐに売り切れるほど日本でも人気。

私の大好きな What If I Go? では、イントロで日本語での天気予報の声がサンプリングされてあったり、「私が行けば」 と日本語タイトルが使われてたり。

Mura Masa 小ネタ 1

UK出身と言っても、AlexはGuernseyという、ロンドンよりもフランスの方が近い小さな島の出身。Youtubeが始まった当初からアカウントを持っていたというほど、ある意味”オタク”で、インターネットを通して音楽の世界を広げていったそう。有名になってからもしばらくは、Laptopとヘッドホンのみで音楽を作っていたというAlex。17歳の時にSoundcloud にアップロードした「Lotus Couster」という曲がBBC1で流れたことがきっかけで、Mura Masaは有名になりました。

Guernseyを出たのは、大学へ行くため。Brightonにある、University of Sussexで English Literature を専攻。そこでUK音楽のルーツや文化を学んだそう。でも大学の授業より、ずっとネット上で”Outsider”(第三者)として見ていたBritish音楽カルチャーに生で触れ、理解できたことが大きかったというAlex。そしてさらに、もっとカルチャーと繋がった音楽を作るようになったそうです。でも、Guernseyという小さい島で生まれ育った自分のルーツ、遠いロンドンの音楽カルチャーを、ずっと”Observer”(傍観者)として見ていた感覚を忘れないように、今も大事にしているそう。

今までは、Charli XCXやSlowthai、Naoなどとコラボして、プロデューサーとしての活動がメインだったけど、2020年のアルバム「R.Y.C」では、Mura Masa 本人が歌っている曲が多く、今までのエレクトロメインのサウンドから、バンド、ギターサウンドといった幅広いジャンルの曲が収録されています。昔パンクバンドやロックバンドをやっていた原点にも戻って音楽が作りたかったそう。

エレクトロだけに偏らず、いろんなジャンルのアーティストとコラボして、Flexible(柔軟)に新しいものを作りだすMura Masa。最近はいろんなアーティストのRemixをよく出しているけど、早く新曲が聞きたい!でも2020年の1月にアルバム出したばっかりだから、新曲はまだ出ないかな?

Mura Masa 小ネタ 2

実は、私の存在を認識してくれているAlex! というのも、ManchesterでMura Masa主催のWarehouse project、20組くらいMura Masaゆかりのアーティストが出るGigがあって、それに行ったんだけど、最初の数時間はお客さんもまばらでゆったり見てて、「人全然いないなあ」と思って後ろを見たら、なんと真後ろに本物のMura Masaが!!!!!様子を見ながら徐々に接近して、「Mura Masa、、、 大ファンなんです!写真撮ってください!」って言ったら、「Yeahhh, Sure! Yeeeeaaa ✌️ 」って言って快くセルフィーを撮ってくれた。でも会場が暗くて顔が全然写ってなくて、「ごめん、もう一回いい?」って聞いたら、「フラッシュたいたらいいよ!」って私のiPhone操作してくれて、連写してくれた笑 別れ際には「Enjoy the evening ;)」って言ってハグしてくれたMura Masa。一生の思い出。

それで、Mura Masaが新曲を出す時、YoutubeでLive配信で新曲をお披露目するんだけど、チャットができて、Mura Masaに「Manchesterで会ったよね!最高だったよ!」って送ったら「I remember you x」とリプライが。。。涙 リプライきたことも嬉しいし、覚えてくれてたこと、認識されてることも嬉しかった。

生Mura Masa!!!!

Tom Misch

次におすすめのUK出身のミュージシャンは、Tom Misch(トム・ミッシュ)

Tom Mischの代表曲は

Tom Mischのおすすめポイントは、とにかくお洒落。音楽がとにかくお洒落。MVもお洒落。すべてがお洒落、という所。Tom Mischを聴いてるといえば、「あ、この人音楽の趣味いいな」と思われると勝手に思ってるほど、とにかくお洒落。

Tom Mischもよくいろんなアーティストとコラボしていて、FKJや最近ではJazz DrummerのYussef Dayesとコラボ。Yussef Dayesのドラム、うますぎる。。。私が好きなLoyle Carner とコラボしている曲も全部おすすめ。

Lockdown中には、Quarantine Sessionsといって、いろんなアーティストの曲をカバーしてYoutubeにアップしてくれていました。

Tom Mischは、彼自身が音楽が大好きなんだろうなというのがひしひしと伝わってくるのが、私がTom Mischを好きなポイント。Quarantine Sessionsもそうだし、Liveの映像とか見ても、楽しそうなのが伝わってこっちまで幸せになれます。

Nao

そして、最後におすすめなのが、Nao(ネイオ)私が勝手にイギリスのChara だと思っているアーティスト。

Naoの代表曲は

Naoは、実際にWarehouse projectでパフォーマンスを見たんだけど、ハッピーオーラが凄かった。パフォーマンスを見てると、パワーが湧いてくる感覚があるぐらい。そして熱狂的な女の子のファンも多かったのが印象的でした。

私が勝手にイギリスのChara だと思っているくらい、女子の気持ちを歌ってたり、ガールズパワーを表現しているNao。

そして私が何よりも好きなのが、Naoの笑顔!!この笑顔はなんかすごいパワーを持っていて、気持ちをハッピーにしてくれます。

NaoはよくMura Masaともコラボしていて、FireflyやComplicatedがおすすめ。In the morningのMura Masa remixが私は好き。

ぜひロックダウン期間中に、UniおすすめのUKアーティスを聴いてみてください!

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