べジタリアンという選択・ロンドン生活で変わった価値観

海外に行くと価値観が変わる!!

とよく言われますが、私がイギリスに来て変わったことの1つが、”べジタリアン”への認識。
日本ではまだまだべジタリアンと聞くと、特別なこと、とか、お肉が食べられないなんて!など、ちょっとネガティブな意見を聞くことが多くあります。私も実際そうでした。
だけど、欧米ではべジタリアンはとても多く、カフェやレストランでも必ずべジタリアン用のメニューが用意されています。
なぜ海外ではべジタリアンが多いのか、実際にべジタリアンの友達の意見を聞いていると、動物愛護以外に、もっと別の理由でベジタリアンやビーガンになる人が多い事を知りました。

実は環境問題にも繋がっている

その理由とは、環境問題への影響。
たとえば、焼き肉やステーキには欠かせない、牛肉。牛肉を1kg食べるごとに、車で100km走るのと同じ量の温室効果ガスが排出されるそう。羊はこれの5倍とも言われています。

さらに、牛や羊などが吐くゲップには、温室効果ガスのひとつであるメタンが含まれています。メタンは、二酸化炭素の20倍以上も環境負荷が高く、環境への影響がとても大きいそう。

肉の需要が高まることが、環境破壊にも繋がっていた、という事を初めて知った時は驚きました。

イギリスやヨーロッパ(前回のドイツ旅行など)で過ごしていると、環境保護への意識が高いと感じる場面が多くあり、こういった背景を理解し、ベジタリアンやビーガンという人が周りにも必然的に多くなり、自分の在り方を考える機会が増えてきます。

そこで私が選んだのは!

だからと言って、極端に今日からべジタリアンになる!!とお肉を一切断つ、ということでは無く、私は”パートタイム・べジタリアン”、という食生活を選択することに!

出来るだけお肉は食べないように心がけ、でもお肉を食べたいと思った時は食べる、けどその時には鶏肉を選んだり(鶏肉は牛肉よりも環境への影響が少ないから)、といった方法。こういった心がけで過ごすだけでも、またこのような選択をする人が増えると環境問題も少しずつでも改善されていく、という好循環が生まれてきます。

意外とお肉なしでも料理は美味しくできるし、お肉を食べたい欲求も少しずつ減っていっている気がします。(もともと牛肉はあまり好きじゃなかったのもありますが。。。)

オススメのベジタリアンデリ!

ロンドン市内には、いたるところにベジタリアンカフェがありますが、その中でも私が特にお気に入りのところをシェア!

そのお店とは、観光地としても有名なNotting Hillにある

The Grain Shop

というお店!ポートベローロードを通り抜けるとそのお店があります。

一見入りずらそうな外観。。。ですが、中に入ると美味しそうなお惣菜がずらっと並んでいます!

Standard Box

Large Box

Take Away

Eat In

£4.99

£6.50

£5.39

£6.90

ボックスのサイズを選んで、食べたいお惣菜を伝えます。こんなにたっぷりと盛り付けてくれます!

料金もノッティングヒルのお店なのに良心的!Take awayが基本ですが、カウンターテーブルがあり、店内でも食べることができます。

さらに、キャロットケーキや、ブラウニーなどのデザートまであるんです!

どれもベジタリアン向けのものとは思えない美味しさです!

お店の人たちもとてもフレンドリー!

ベジタリアンの人はもちろん、そうでなくてもぜひノッティングヒルにいった時には訪れて欲しいお店です!

ベジタリアン 、と聞くと、まだまだネガティブなイメージも持ってしまうことが多いかもしれませんが、少しでも興味を持ったり、心がけを変えてみよう!と思う方が増えていくと嬉しいです!:)

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